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今牛肉が危ない!?環境に配慮したお肉の選び方 | お肉の総合通販カタログ

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今牛肉が危ない!?環境に配慮したお肉の選び方

日本五大牛とは?3大和牛のその先にある上質な和牛肉を一挙紹介

昨今ニュースで散々取り上げられている地球温暖化について、皆さんの大好きな牛肉が大きく関係しているのはご存じでしょうか。
今後の動きでは牛肉が食べれなくなる日が来る・・そんな時が来るかもしれません。
なぜ、牛が環境温暖化と繋がるのか?また、今後私たちはどのようにしてお家畜の肉を選べば良いか、こちらで簡単に紹介していきます。

今、牛肉が危ない?

牛は1日に多量のゲップを出しており、このゲップにはメタンが多く含まれています。メタンは代表的な温室効果ガスでして、その効果はCO2(二酸化炭素)の役25倍といわれています。

2015年に採択されたパリ協定では産業革命からの気温上昇を1.5℃に抑えることが目標として掲げられました。因みに現在1.1℃まで上昇しているので、決して余裕があるわけではありません。

これを踏まえて、現在温暖化に大きく関与するメタンガスを多量に放出する「牛」の数を抑えていこうという世界的な取り組みが始まろうとしています。
ですから今後の動きではスーパーやデパ地下から牛肉のコーナーが無くなる…そんな日が来てしまうかもしれません。少し大袈裟な話に聞こえるかもしれませんが、可能性はゼロではなく、国の取り組み次第では今後牛肉が手に入りにくくなるのでは?と私は考えています。
しかし、大きな地球からみて微々たる大きさの牛から出るメタンの量が本当に温暖化に深刻な影響を与えているのでしょうか?

牛から排出されるメタン量について

実は牛1頭からは1日あたり、なんと200~600Lのメタンがげっぷとして放出されています。
ドラム缶1本が200ℓなので、最大ドラム缶3本分のメタンが1日に(牛1頭から)放出されている、そんなイメージですね。
現在世界には15億頭の牛が存在しており、単純計算で3〜6億キロリットルのメタンが牛から放出されていることになります。

これをCO2に換算すると全世界で年間約20億トンと推定され、全世界で発生している温室効果ガスの約4%を占めると考えられています。
また牛を代表する反すう動物にとってメタンを大気中に放出することは、飼料として摂取したエネルギーの2~15%を失うといわれています。
そのため、家畜である牛のメタン排出量の削減は、温暖化の防止策として考えられています。家畜としての生産性向上の両面で期待されています。

牛肉を買ったらダメなの?

牛が地球温暖化に関与しているかといって、いきなり牛肉禁止!食べたらダメ!!ということにはなりません。笑 私自身も牛肉は大好物で、焼肉やすき焼きなどには目がありません。昔から家畜として、また乳産業の要として活躍してきた牛ですから急に他の肉へシフトするのは不可能なのです。
しかし、牛からはメタンが出る…この問題とどう向き合うかが今後の大きなテーマとなっています。

近年ではメタンの排出量を抑制する細菌が見つかっており、この菌の活用方法が期待されています。
またスイスのスタートアップ企業がメタン排出を10%減量できる飼料が開発・商品化している、など今後に期待が寄せられます。

お肉の選び方について

環境に配慮したお肉の選び方、ですが上記でお伝えしたとおりいきなり牛肉を食べたらダメというわけではありません。
陳列しているお肉が誰の手にも渡らず廃棄されるのは生産者さんにとって一番辛いことでしょうし、フードロスというまた異なる問題に直面することになります。
これらを踏まえ、消費者である私達にできることは牛肉ばかり選ぶのではなく鶏肉や豚肉など牛肉以外のお肉も積極的に選ぶこと。
3大牛や5大牛などを代表するギフト用の高級なお肉を選ぶ際には、その肉となった牛を生産農家さんがどのようにして育てたか、飼育環境やお水、飼料についてなど調べられる情報をしっかり調べることが大切でしょう。

現在ほとんどのブランド牛には表示ラベルが貼り付けられており、こちらから生産農家さんを調べることができます。
そしてご自身が納得できる育て方をした農家さんのお肉を選ぶ…つまりエシカルな消費を心がけることが今後大切になってくる、というわけです。
安いから良い、高価だから上質、という概念にとらわれず、環境を配慮した生産方法に着目した選択をしていこう!というわけですね。
個々で考え方は異なりますが、1つの選択方法としてこちらをおすすめさせていただきました。

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