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牛肉は女性の強い味方!心と体の不調を整える栄養素を紹介
「最近何だか元気が出ないな……」と感じている女性の皆さん。
最近の食生活を振り返って、下記の項目に当てはまるかチェックしてみましょう
- ダイエットを続けている
- 食事はすぐ食べられる調理パンやスープ、おにぎりなどで済ますことが多い
- おかずよりご飯を一杯食べる
- 健康のため野菜だけで食事をすますことがある
- 肉や魚を最後にいつ食べたか思い出せない
- 同じ献立の食事をすることが多い
- 好き嫌いがある方だ
一つでもあてはまる場合、栄養不足が原因で体調不調になっている可能性があります。
最近はしっかり食事をしていても、食べるものが偏ってしまい栄養が不足してしまう「新型栄養失調」になる人が増加しています。とりあえずお腹を膨らませたいときに手軽に食べられるパンやご飯などの炭水化物、またファーストフードや加工食品を食べる機会が増加したことが原因の一つとして挙げられます。
ライフステージに合わせて心と体の変化が著しい女性にとって、適切な栄養を摂取することはとても重要なことです。栄養不足が慢性化して深刻な病気にならないよう、早めに対処しなければなりません。
しかし、自分の体に不足している栄養素を逐一把握し、それに合わせて食材を選ぶというのはなかなか現実的には難しいものです。
そんなとき、一番おすすめできる食材が「牛肉」です。
一つの食材の中にさまざまな栄養素がたっぷり入っている牛肉は、女性にとって強力な味方になる食材です。牛肉が持つ栄養素について詳しく探っていきましょう。
牛肉に含まれる重要な栄養素
- トリプトファン
- 心の安定に重要なアミノ酸
- たんぱく質
- 体の1/6を構成する最重要栄養素
- 鉄
- 赤血球の材料となり、貧血を予防
- 亜鉛
- 女性ホルモンのバランスを整える
- ビタミンB群
- 疲労を回復し、パワーを生み出す
不安な気持ちを抑えて、幸せな気持ちを増加させる「セトロニン」というホルモンがあります。通称「幸せホルモン」と呼ばれるこのセトロニンは男性に比べて女性は分泌する能力が低く、特に月経前にはセトロニンが急激に減少し、不安感やイライラの原因になってしまいます。セトロニンは牛肉にたっぷりと含まれている必須アミノ酸「トリプトファン」を材料に体内で生成されます。最近なかなか気分が上がらない方や、心が不安定で周囲との関係に悩んでいるという方は、牛肉を食べてトリプトファンを多く体に取り入れると、セトロニンが生み出されやすい体質を作ることができるでしょう。また、朝早起きして日光を浴びたり、軽い運動をするとセトロニンの分泌がより促されるのでおすすめです。
- 成人女性の1日あたりの
トリプトファン必要摂取量 - 体重1kgあたり2mg
(例:体重50kgの女性の場合、100mg)
- 牛肉100gあたりの
トリプトファン - 約250mg
たんぱく質は筋肉や皮膚、臓器など、体の約1/6を構成している体にとって一番重要な栄養素です。たんぱく質が不足すると、体の細胞がうまく生まれ変わることができず、老化の原因にもなります。たんぱく質は体内で合成することができず、食事で摂取する必要があります。そのためダイエットで食事量を落としたり、偏った食生活を続けたりすると、どうしても不足になってしまいがちな栄養素です。たんぱく質を効率よく摂取したいとき、重視すべきなのが食材の「アミノ酸スコア」です。アミノ酸スコアはたんぱく質が必須アミノ酸をバランスよく含んでいるかどうかを示す尺度で、この数値が100に近いほど、たんぱく質を取りこぼしなく十分に生成できるという証明になります。
牛肉はアミノ酸スコアが100の優秀な食材です。牛肉を食べて、良質なたんぱく質を補っていきましょう。
- 成人女性の1日あたりの
たんぱく質必要摂取量 - 50g
- 牛肉100gあたりの
たんぱく質 - 約20g
厚生労働省の統計によると、20代から40代の日本人女性の65%は貧血、もしくは体内の「鉄」貯蔵が不足している「かくれ貧血」であるという結果が出ています。鉄が不足すると貧血のみならず、心が不安定になったり、うつ病になりやすくなったりするなど情緒の安定を欠く要因になります。そのため、深刻な状態になる前に鉄が含まれる食材を毎日摂取しなければなりません。牛肉、特に赤身の部分に鉄は豊富に含まれています。鉄はほうれん草など植物性の食材に含まれる非ヘム鉄と、肉や魚などの動物性の食材に含まれるヘム鉄の2種類がありますが、動物性の食材を食べた方が体への吸収効率が良く、さらに非ヘム鉄の吸収を良くすると言う効果が期待できます。
- 成人女性の1日あたりの
鉄必要摂取量 - 約10.5mg
- 牛肉100gあたりの
鉄 - 約2.5mg
亜鉛には体の免疫を高めたり、また傷の治りを早めたりする効果があります。最近では女性ホルモンの分泌を促して月経を安定させ、PMS(月経前症候群)の改善にも効果があるとして、女性の不調を整える救世主として注目を集めています。亜鉛はさまざまな食材に含まれていますが、牛肉は亜鉛の含有量が特に多い食材の一つです。サプリメントで亜鉛を摂取する人も多いのですが、亜鉛は単体だと吸収効率が落ちてしまうので、たんぱく質などの栄養素を一緒に取れる牛肉を食べることでしっかりと体に取り入れていきたいものです。
- 成人女性の1日あたりの
亜鉛必要摂取量 - 約8~10mg
- 牛肉100gあたりの
亜鉛 - 約4.5mg
牛肉に含まれているビタミンB群は、エネルギーを生み出すのに欠かせない栄養素です。不足すると疲労からの回復が遅くなり、肩こりや集中力低下の原因になります。
ビタミンB群の中でもビタミンB6は、女性らしさを作ったり、妊娠の準備を整えたりする女性ホルモン「エストロゲン」の分泌を助ける働きをします。また、たんぱく質の分解を助けるため、たんぱく質を十分に体に取り入れたいときはビタミンB6も一緒に摂取しなければなりません。
また、ビタミンB12は血液細胞を作り出す栄養素の一つ。野菜などの植物性の食品には含まれておらず、不足すると貧血の原因になってしまうので、牛肉を食べてビタミンB12を補給していきましょう。
ビタミンB群は多量に摂取しても余剰分は尿になって排出されるため、どんどん取っていきたい栄養素です。
- 成人女性の1日あたりの
ビタミンB6必要摂取量 - 約1.2mg
- 成人女性の1日あたりの
ビタミンB12必要摂取量 - 約2.4mg
- 牛肉100gあたりの
ビタミンB6 - 約0.4mg
- 牛肉100gあたりの
ビタミンB12 - 約2.6mg
まとめ
ここで紹介した以外にも、脂肪を燃えやすくするカルニチン、体の塩分濃度を調節し血圧を安定させるカリウムなど、牛肉には女性に嬉しい栄養素がたくさん含まれています。これらの栄養素は牛肉の赤身部分に多く含まれているために、モモやヒレ、ランプといった赤身の部位を選ぶとより効果的です。
元気を出したいけれど何を食べればいいか迷ったときは、栄養たっぷりの牛肉を食べて健康的な体づくりを行っていきましょう。